ゲルマラジオの設計
いまさらですが、PS2の「零 ~紅い蝶~」をプレイしたら鉱石ラジオが面白そうだったので作ってみました。
- 受信周波数の決定
\[ F=\frac{1}{2\pi\sqrt{LC}} \]
L=コイルのインダクタ C=コンデンサーの容量
- 関東のAM周波数(kHz)
TBSラジオ | 954 |
文化放送 | 1134 |
ニッポン放送 | 1242 |
ラジオニッポン | 1422 |
NHK第1 | 594 |
NHK第2 | 693 |
Eagel810 | 810 |
市販のAMラジオ用ポリバリコンが260[pF]なので、
コイルは300[μH]ほどあれば大体の局は視聴出来る。
よくポリバリコンとセットで売られているバーアンテナは330[μH]
- コイルの自作
\[ L=\frac{\mu N^2|S|}{l} \]
μ=コイルの芯の透磁率 N=コイルの巻数 S=コイルの断面積 l=コイルの長さ
コイルを自作する場合はトイレットペーパーの芯などにエナメル線を巻きつけて作る。
できるだけ密に巻いた方がいい。
- 回路図
もっとも簡単な回路。
非常に微弱な電流のためセラミックイヤホンとゲルマダイオードを使用。
アンテナは電灯線を利用。自宅のコンセントにプラグを片方だけ刺す。
感電防止のためセラコンを1個かませる。
この回路で、自分の環境では1局だけわずかに入りました。
コイルは自作したため、次は市販のコイルと外部アンテナを自作してリベンジします。
今回、数式を使用するためMathJaxというのを使いました。
初めて使用したのでおかしいところがあったらごめんなさい。
※追記
ブログデザインを変更したため、現在数式が正しく表示されないようです。
そのうち修正します。
そのうち修正します。
直りました(2015/08/03)